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2013年7月21日 CD
ジム・フジーリのペット・サウンズ
 最近忙しいので、出来る限り本を手に取らないような生活をしている。本を手に入れても、読む時間が無く、読んだら読んだで睡眠時間等が削られるから。しかし、なんだか良く目にして、気になってしかたなく、結局手に取ってしまったのがジム・フジーリ作村上春樹訳の「ペット・サウンズ」という文庫本だった。
 ペット・サウンズにインスパイアされた小説なのかな?と思って読み出したら、小説ではなく、まさにペット・サウンズとブライアンウィルソンについての内容で、惜しみない愛情で書かれている。村上春樹のコラムのように、軽快なテンポの文章で、スラスラとテンポ良く読めるのが嬉しいが、すぐに村上色を意識せずに内容に没頭していけた。ブライアンウィルソンとペット・サウンズへ、惜しみない愛情を捧げた内容だ。
 
 僕はペット・サウンズを聴いたことがなかった。これはミュージシャンとっては犯罪的に扱われても仕方ないことかも知れない。サージェントペパーズを聴いたことないことよりも、ミュージシャンにとっては重罪と言われるのではないだろうか。
 フォローにはならないが、僕はビーチボーイズ自体はかなり良く聴いていた。以前乗っていた車にクーラーが無く、夏に乗る際にはビーチボーイズのカセットをかけて涼んでいたのだ。このカセット、ビーチボーイズベストみたいなCDから自分で気に入った曲をさらに選曲した、ベストオブベストみたいなカセットだった。で、超有名曲(サーフィンUSAとか)以外には、意外とペット・サウンズから選曲していて(流石ペット・サウンズ、流石自分)収録曲自体は馴染みがあるものが多い。
 ただし、今回この機会にペット・サウンズを聴いて後悔したことは、「素敵じゃないか」をベスト盤の中の1曲ではなく、アルバムの1曲目で聴きたかったということ。なにも知らずに初めてアルバムを聴いて、この曲が1曲目だったら、そのアルバム全部を、即座に大好きになっていたと思う。ニックザナイフのバーニンのように、テラートワイライトのSpit On A Stranger のように、レッドツェッペリンのグッドタイムスバッドタイムスのように。
 
 聴くまで知らなかったのだが、グッドバイブレーションはペット・サウンズには収録されていないのですね。てっきり入っているのかと思っていました。同時期にレコーデイングされていたようなので、サージェントペパーに収録されなかったストロベリーフィールズみないなものなのかな。
 
 本を読みながら聴けば楽しいかなと思ったのだが、両方が邪魔をしてしまうので、聴くだけとした。聴き終わった後に、次は「サーフィンサファリ」のレコード(彼等の1st アルバム)をかけようかなと思ったが、とてもかける気になれなかった。なんだかペット・サウンズとの違和感を感じて。おそらく当時のファンは、今の僕と同じような、そしてまったく逆の違和感を持ってペット・サウンズを迎えたことであろう。
 結局僕が次にかけたのは「ラバーソウル」と、クラフトワークのライヴ盤だった。クラフトワークというのは良い選択だったと思う。
ビーチ・ボーイズ
ペット・サウンズ
TOCP71379 (EMIミュージック)
取寄せ商品 2012年7月25日発売
ポイント特価2,407円 (定価2,674円)
福岡英朗
歌とギター。
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