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2013年6月29日 小尾隆の日誌 本館
ローウェル・ジョージの34回忌に寄せて
今年もまた6月29日がやってきてしまった。そう、ローウェル ・ジョージの命日である。忘れもしない79年の夏のことだ。 当時三軒茶屋にあった先輩の家で一晩を明かしたぼくは、翌朝 その先輩宛てに掛かってきた電話でその悲劇を知る。「おい、 驚くなよ、ローウェル・ジョージが死んでしまった」待望だっ た初来日公演をちょうど前年の夏に観ていただけに、今も生々 しいくらいに覚えてる。あれからもう34年が経ってし ...
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2013年6月25日 小尾隆の日誌 本館
巨星堕つ。追悼ボビー”ブルー”ブランド
巨星堕つ。まさにそんな言葉が相応しいだろう。ボビー”ブルー”ブランドが23日、メンフィスの自宅で息を引き取ったらしい。享年83歳。ここ数年は体調が思わしくなく、いつかこういう日が来てしまうのではと不安ではあったが、もう二度と彼の歌を聞けないと思うと、心に隙間風が吹くような気持ちになってしまう。最初彼の良さが全然理解出来なかったのは、ひとえにぼくの未熟さ故だったろう。それでも青年期がゆったりと過ぎ去 ...
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2013年6月21日 小尾隆の日誌 本館
試合が終わってからの投手のように
村上春樹の新刊は素晴らしかった。これはあ くまでぼくの感想に過ぎないが、初期のナイ ーブさが戻ってきたという感じだ。戻るも戻 らないも一人の作家の根っこがそう簡単に揺 らぐわけではないし、本人にとっては書くテ ーマによって描き分けているだけなのだろう が、そのような選択や技巧以前にムラカミが 行間からどんどん溢れ出てくる。初期からず っと抱えたままの思いがこちらにきちんと伝 わってくる。そのことが ...
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2013年6月20日 小尾隆の日誌 本館
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
 人の営みがどこか空しいのは更新されてい く毎日の一方で、すり減り失われ続けるもの があるからだろう。村上春樹の作品は初期か ら現在まで、およそそうした痛みや喪失を主 題にしてきたと思う。彼独特の修辞や言い回 しに好き嫌いはあっても、まずはそのことを 認めなければならない。多くの主人公たちは なり振り構わぬ自己主張の造形ではなく、折 り目正しく控えめでむしろ諦観を漂わせてき た。何かに熱狂したり夢 ...
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2013年6月19日 小尾隆の日誌 本館
ドン・ヘンリーとデニス・ヨストのこと
ドン・ヘンリーを巡る初期のエピソードにこういうのがある。故郷テキサスに沈む夕陽を観ながら、彼はこう誓うのだった。「いつかカリフォルニアに行って成功してみせる」彼の願いが後年叶ったことは皆さんがよくご存知のことだろう。ヘンリーとグレン・フライを二本柱としたイーグルズはいつしか70年代のトップ・バンドへと昇り詰めていく。74年の暮れには彼らの「Best Of My Love」が全米1位に輝き、翌年の6 ...
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2013年6月17日 小尾隆の日誌 本館
6月16日の午後に
田舎はいいよ〜。空を遮るものはなく、雲がどこまでも 広がっていく。この複雑な世の中でまともでいることは 難しいけど、オイラは少なくともまともでありたい。そ んな風に願っているのさ。 # one man dog, obi one blog 2〜小尾隆の日誌 exblog本館 ...
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2013年6月15日 小尾隆の日誌 本館
何もなかったように
荒井由実『14番目の月』(76年)を久し振りに。ヒットした「中央フリーウェイ」のリッチなイメージがあまりに一人歩きしてしまったがためにやや損をしているアルバムだけど、「朝陽のなかで微笑んで」など心に響く名曲も収録されるなど、ユーミンがブレイクスルーしていった時代を代表する充実作だ。演奏面では従来のキャラメル・ママ〜ティン・パン体制から次第に離れ、ギターに関して言えばティン・パンの鈴木茂が残る一方で ...
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2013年6月15日 小尾隆の日誌 本館
まるで昨日のように〜ロンサム・ストリングス
 ロンサム・ストリングスの10年以上に及ぶ歴史を一晩に凝縮したような素晴らしいライヴを14日は青山のCAYにて。この一年間のロンサムたちは遥か彼方に逝ってしまった人へと松明を灯しつつやりくりした日々が長く続いただろうが、スーマー、掘込高樹、中村まりと縁ある三人のゲストを招きながら、自分たちが丁寧に弦楽器で紡いできた音楽地図を今日もまた思いっ切り広げてくれた。 「南の噂」から始まり途中で「Snow ...
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2013年6月12日 小尾隆の日誌 本館
桜井ユタカさん、今までありがとうございました。
音楽評論家・桜井ユタカさんの急逝に大変驚いています。日本キングのR&Bシリーズや御自身で刊行された『SoulOn』そして『マガジン』への寄稿などで親しみました。奇しくも今日(12日)は桜井さんが解説を担当された『ポーク・サラダ・アニー:ベスト・オブ・トニー・ジョー・ホワイト』(テイチクUPS504-T)を聴いていたところ。心よりご冥福をお祈り致します。(写真は桜井さんがライナーを書かれたアルバムか ...
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2013年6月10日 小尾隆の日誌 本館
6月10日は久し振りに御茶の水へ
原稿が一段落したので本日(10日)は久し振りに御茶の水へ。ディスク・ユニオンでジョニー・エイス『Memorial Album』(Duke DLP71)を安価でやっと購入出来たのが嬉しかった。それ以前は英ACEの曲目が微妙に異なる盤で愛聴していた忘れ難い作品だ。その後は坂を下って小川町のウッドストック・カフェで一献。阿部さんにお会いするのは4月の横浜ジャグ・フェス以来だったけれど、お元気そうで安心し ...
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小尾隆
(オビ タカシ)
音楽著述業/1958年東京都生まれ。1990年から自分の歩調で執筆活動を続けている。代表著作に『Songs-70年代アメリカン・ロックの風景』 (1997年)があり、増補改訂された同書の2007年版が日本図書館協会の推薦図書に指定に。
趣味は大衆文学とウォーキング。ギタリストではデイヴ・メイソンやヘンリー・マカロックなど、”遅弾き”の人がとくに好きです(笑)。
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