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2014年5月25日 小尾隆の日誌 本館
村上春樹『女のいない男たち』
40万部も売れているベストセラーの書評を書くのはしんど いものです。ましてそれが世界のムラカミであれば多少の 気恥ずかしさも含まれます。つまり読書という個的である が故に密な体験が衆目の元に晒されるような感覚でしょう か。まあ平たく言えば「アンタも読んだの?」という雑駁 な感想に収斂されがち。売れるとはそういうことかもしれ ません。 それにしても『女のいない男たち』とは随分ストレートな 表題を与 ...
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2014年5月22日 小尾隆の日誌 本館
池澤夏樹『氷山の南』
池澤夏樹の『氷山の南』を読了。身近な場所をじっくりと定点観測するのが私小説ならば、池澤さんのそれはスケールの大きい宇宙を感じさせる。まして舞台が南極であるなら、読者が自分の知らない土地へとポ〜ンと放り出されるような広がりだろうか。水が足りなくなったオーストラリアのために南極へと船は出向き、氷山を引っ張ってくるという冒険奇譚だが、それを人類のエゴであるかどうかを文明と自然との関わりのなかで、あるいは ...
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2014年5月17日 小尾隆の日誌 本館
中村まり、そしてビューティフルハミングバード
自分この会場で多分最年長だろうな。そんなことをふと思いながら16日はビューティフルハミングバードと中村まりのツーマン・ライブを渋谷の7th Floorにて。何でもハミングバードのお二人からのラブコールがあって今回のジョイントが実現したらしい。ビューティフルハミングバードに関しては今晩初めて聞いたので解った風は言いたくないが、この男女によるアクースティック・デュオは若さも含めながら屈託のない数々の歌 ...
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2014年5月14日 小尾隆の日誌 本館
This Note For You
ぼくもザッパのように気の効いたことが言えればいいんだけど、なかなかそうもいかない。だから思ったことをそのまま書こう。例によって今回の美味しんぼ騒動だけど、人のツイやFBを閲覧していて気持ち悪くなることが正直多くあった。その漫画への支持でも叩きでもどちらにも言えることなんだけど、実際に自分の目で見たり感じたりすることをせずに、自分が支持したい側に一方的に加担する様がすごく気持ち悪くてね。見たり感じた ...
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2014年5月14日 小尾隆の日誌 本館
フランク・ザッパと批評精神
フランク・ザッパの音楽をぼくは最初よく理解出来なかった。辛辣で毒のある歌詞や演劇的な要素のあるサウンドはけっして親しみやすいものではなかったからだ。でもいつだったか鈴木博文さんがザッパについて「音楽で泣かせる人は沢山いるかもしれないが、笑わせる人は珍しい」といった旨を書かれていたのがすごく印象に残っていて、ああそういうことなんだなと次第に気持ちが氷解していったのだ。あまりに青筋立ててもっともらしく ...
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2014年5月11日 小尾隆の日誌 本館
1975年のエリック・クラプトン
今はもうあまり積極的に新譜を買うこともなくなってしま ったけれど、70年代最後のアルバム『Backless』の頃ま で、ぼくはエリック・クラプトンのことが大好きだった。 背伸びして購入したジョン・メイオールとの作品も大人に なれた気がしたし、クリームは高校時代の必須科目のよう なものだった。そしてあの『レイラ』はぼくを南部の土地 へと誘ってくれた。そして『461』の淡い光のような優し さ。 あの ...
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2014年5月11日 小尾隆の日誌 本館
5月10日のthe BM's
やはり青山陽一の音楽は瑞々しい。浮遊する旋律 と畳み掛けていく演奏との鮮やかなコントラスト、 言葉の意味に寄りかかることを避けた散文的な歌 詞、そして彼のギターは綺麗なトーンを保ちなが ら自由奔放にソロ・ラインを紡ぎ出していく。そ んな青山陽一the BM'sのライヴを10日は沼袋のオ ルガン・ジャズ倶楽部にて。 超強力なベーシストである千ケ崎学をあえて外し たこのオルガン・トリオの適度に隙間の ...
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2014年5月9日 小尾隆の日誌 本館
城東と城南
最近は副都心線が開通して便利になったが、同じ東京と言っ ても城東地区に住んでいるぼくにとって城南はずっと遠い場 所に過ぎなかった。アクセスにしても埼玉に近い城東と神奈 川に抜ける城南ではだいぶイメージが違う。それでも会社員 時代に旧目蒲線や池上線を営業で回っていたこともあって、 そこら辺の地理は少しだけ解るようになった。確か3両編成 くらいののんびりした私鉄線だったと思う。それに乗って石 川台、雪 ...
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2014年5月9日 小尾隆の日誌 本館
城北と城南
最近は副都心線が開通して便利になったが、同じ東京と言っても城北地区に住んでいるぼくにとって城南はずっと遠い場所に過ぎなかった。アクセスにしても埼玉に近い城北と神奈川に抜ける城南ではだいぶイメージが違う。それでも会社員時代に旧目蒲線や池上線を営業で回っていたこともあって、そこら辺の地理は少しだけ解るようになった。確か3両編成くらいののんびりした私鉄線だったと思う。それに乗って石川台、雪が谷大塚、洗足 ...
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2014年5月3日 小尾隆の日誌 本館
歌う言葉
NHKの『ラストデイズ:忌野清志郎×太田光』を観た。番組の主 旨のひとつに忌野と太田の溝があり、そこで煩悶する太田の姿は 少なくともぼくは共鳴出来るものだった。彼の見解を纏めればお よそこうなる。何で「トランジスタ・ラジオ」のような柔らかい 歌を作ってきた忌野が直截的な反原発歌を歌ったのか。表現者と いうのはもっと比喩的な表現に特化すべきではないかと。ゲスト 出演した泉谷しげるも言う「気持ちは解る ...
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小尾隆
(オビ タカシ)
音楽著述業/1958年東京都生まれ。1990年から自分の歩調で執筆活動を続けている。代表著作に『Songs-70年代アメリカン・ロックの風景』 (1997年)があり、増補改訂された同書の2007年版が日本図書館協会の推薦図書に指定に。
趣味は大衆文学とウォーキング。ギタリストではデイヴ・メイソンやヘンリー・マカロックなど、”遅弾き”の人がとくに好きです(笑)。
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