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2014年12月28日 小尾隆の日誌 本館
24歳の佐野元春
若者らしい放埒と傷口を開けたままの心情。先行シングル「アンジェリーナ」に続いて80年の4月に発売されたデビュー・アルバム『BACK TO THE STREET』を今再び聞き直してみると、そんな感傷に囚われてしまう。それまで誰も佐野元春のように街の光景を描き出すことはなかった。他の誰も彼のような性急さで溢れ出す言葉をロック・ビートに乗せることはなかった。ノンフィクション作家の山下柚実は「やっと私たち ...
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2014年12月27日 小尾隆の日誌 本館
中村まり『Beneath the Buttermilk Sky』LP盤の発売に寄せて
先日のラカーニャでも会場販売していた中村まりのアナログ・レコード『Beneath the Buttermilk Sky』を聞いていると、アルバムとしての起承転結がCDよりもはっきり伝わってくる。むろんCDのシークエンスであったとしてもそうした起伏というか流れを感じていたが、AB面がくっきりと分かれた構成によって、一曲ごとの印象がさらに強まった気がする。今から5年前の09年にリリースされた彼女のセカ ...
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2014年12月25日 小尾隆の日誌 本館
12月24日の佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド
この前終わった全国ツアーの余塵がまだ手足に残っていたのだろう。24日に六本木EXシアターで行われた佐野元春&ザ・コヨーテ・バンドの演奏には、そんな逞しさが漲っていた。ロッキン・クリスマスと冠され普段のステージよりは幾分寛いだ表情を見せた彼らだったが、コヨーテ・バンドで作った2枚のアルバム『COYOTE』と『ZOOEY』からの楽曲を各4曲ずつ堂々とセットリストの真ん中に据えるなど、2014年秋ツアー ...
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2014年12月24日 小尾隆の日誌 本館
12月23日の中村まり
23日は中村まりのクリスマス・ライブを下北沢のラカーニャにて。今年で4回めとなる恒例行事だが、原さとしのバンジョーと安宅浩司のギター&マンドリンという従来の編成に加え、今回は手島宏夢(ハニークッキーズ)のフィドルを加えるというヴァリエイションがあり、普段にも増して楽しめた。それにしても驚かされるのは選曲の鋭さ。世にクリスマス・ソングは数多くあれど、シーガー・ファミリーなど40年代のアメリカで歌われ ...
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2014年12月18日 小尾隆の日誌 本館
Lost In The Hamming Air
少年と私は公園でよくキャッチボールをした。毎日だいたい夕方になると彼は現れた。最初のうちはぎこちなかった少年の投球だが、日に日に上達していったので私はいつの間にか捕手となった。そんな日々は楽しかった。辺りが新緑の季節になる頃には彼の投球はますます冴え力が籠るようになった。何よりミットで受ける音が心地よく弾けた。ある日少年は引っ越しを告げた。私も知らない遠い町だった。それからの彼は制球が乱れたが、そ ...
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2014年12月15日 小尾隆の日誌 本館
北風とコートの寓話のように
ある方に紹介して頂いたのがこのフリーハグの映像だ。オレはある民族がある民族よりも優れているとか劣っているかという価値基準で自分たちのアイデンティティを打ち立てるという発想が大嫌いである。また音楽ライターの立場として言うならば、優れた音楽家ほど他民族・異文化圏の音楽に心を開いてきたと思っている。古くはブライアン・ジョーンズによるモロッコ音楽の録音、ごく最近ではロバート・プラントとアラブ〜アフリカ音楽 ...
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2014年12月14日 小尾隆の日誌 本館
ボニー・レイットの音楽から友情が聴こえてくる
ずっと探していたボニー・レイットの82年作『GREEN LIGHT』をやっとレコード棚から引っ張り出すことが出来た。ぼくよりも年下だけど愛すべき音楽愛好家の阿佐ヶ谷さんや、大阪でロック・バーのフィービーを営まれている佐藤さんによる『GREEN LIGHT』宣言!によって、筆者もまた刺激されレコードを探し出したという次第。いやあ〜懐かしいなあ!言うまでもなくこのアルバムを全面的にサポートしてボニーを ...
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2014年12月14日 小尾隆の日誌 本館
真のリベラルを探して
ある方のFBを拝見して思わず苦笑してしまった。寒波大雪のため政府が外出注意を呼びかけることまでが、その人が言うには自民党が低い投票率を維持し優位に立つための陰謀だというのだ。ここまでレベルが低いともはや虚言妄想の域だと言わざるを得ない。今年の始め山梨県が大雪に見舞われた際に首相が赤坂で鮨を食べていたのを批判したのは誰でしたっけ?まったくある種の人たちの物言いは大きな矛盾に満ちている。かつてのリベラ ...
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2014年12月14日 小尾隆の日誌 本館
12月13日のホンク
13日は東京ローカル・ホンクを高円寺のJIROKICHIにて。東京で のワンマンとしては本日が今年のファイナルとなったが、「引っ 越し娘」から始まり本編の最後「おいでおいで」まで、どこまで も自然なバンド・サウンドに今夜も酔うことが出来た。四人それ ぞれの楽器がしっかりと表情豊かに聴こえてきて、かつハーモニ ーも完璧。もう100回近く観ているバンドだけに詳細は省くけれ ど、「昼休み」と「身も蓋もな ...
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2014年12月13日 小尾隆の日誌 本館
ボブ・ディランはまるで真冬のアヒルのように歌う
冬になると必ず聞きたくなるのがボブ・ディランの『ブロンド・ オン・ブロンド』(66年5月発売)だ。オレは中学時代に彼を知 りすぐに夢中になり、その後は聞いたり聞かなかったりを繰り返 したが、とくにオレはディランがプロテスト・ソングを歌うのを 辞め、私的な心情を吐露したり抽象詩に向き合うようになった『 すべてを持ち帰れ』(64年)頃からの彼に親しみを覚えた。綺麗 なメロディに乗って”彼女は沈黙のよう ...
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小尾隆
(オビ タカシ)
音楽著述業/1958年東京都生まれ。1990年から自分の歩調で執筆活動を続けている。代表著作に『Songs-70年代アメリカン・ロックの風景』 (1997年)があり、増補改訂された同書の2007年版が日本図書館協会の推薦図書に指定に。
趣味は大衆文学とウォーキング。ギタリストではデイヴ・メイソンやヘンリー・マカロックなど、”遅弾き”の人がとくに好きです(笑)。
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