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2017年1月22日 小尾隆の日誌 本館
リベラルというねじれのこと、逆説のこと。
オハイオ州といえば僕なんかの世代はどうしてもニール・ヤングの「オハイオ」を思い起こしてしまう。そう、同地のケント大学で行われたデモ集会に警察が発砲し、四人の学生が殺された事件をヤングは扱い、その歌に権力の横暴への怒りを込めたのだった。そこでは当時のリチャード・ニクソン大統領が名指しで批判されている「鉛の兵士たちとニクソンがやってきた。四人が殺された。信じられるかい?」と。あれから45年以上の長い歳 ...
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2017年1月21日 小尾隆の日誌 本館
真冬のカーレン・ダルトン
今日は寒かったのでカーレン・ダルトン。言わずと知れたウッドストックならでは手作りの質感と幽玄的なヴォーカルの取り合わせが頂点に達している。30歳ちょっと過ぎのカーレンがまるで達観した老女のように歌っている。湿性フォークの先駆として今なお語り継がれているのは、そんなミステリアスな存在感ゆえだろう。とくにザ・バンドのIN A STATIONが秀逸。ジョージ・ジョーンズのカントリーTAKE MEからマー ...
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2017年1月19日 小尾隆の日誌 本館
リアリストの思考
かつてサラリーマンの平均年収は600万だった。ちょっと身振りがいい企業で700〜800万だったと記憶する。若い人は知らないだろうが、一億総中産階級と呼ばれた高度成長時代である。以降バブルの栄華と退潮、リーマン・ショックを経て、日本経済は低迷の一途を辿っている…というのが大筋での見立てである。私がとくに指弾したいのは小泉・竹中内閣時代に推し進められた新自由主義だ。この愚策によって非正規労働者が増え、 ...
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2017年1月17日 小尾隆の日誌 本館
追悼:リチャード・イングイ〜あなたに出会えて良かった
リチャード・イングイの訃報が届いた。チャールズ・イングイとともにソウル・サヴァイヴァーズのヴォーカルとソングライティングを担った素敵な兄弟だった。ガレージ・バンドに始まり、アラバマのフェイム・スタジオを訪れ、最後にはフィラデルフィアの地でシグマ録音を敢行する。その歩みにブルーアイド・ソウルの時代が凝縮されていたような気がしてならない。ぼくが彼らを知ったのはブルーズ・ブラザーズがEXPRESSWAY ...
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2017年1月16日 小尾隆の日誌 本館
音楽ビジネスの変遷と自分
輸入盤店の老舗である新宿レコードが代替わりするニュースを今朝聞きました。ぼくが最初にお店を訪ねたのは大学生の時で、確か高田馬場での会合の後ブルース・コバーンのLPを買ったと記憶しています。けっして閉店ではなくあくまで世代交代とはいえ、ひとつの時代が終わったことを実感させられます。レコード店だけではありません。レコード会社、音楽雑誌、そして肝心の音楽家などあらゆるミュージック・ビジネスに関わる人たち ...
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2017年1月15日 小尾隆の日誌 本館
1月15日:パワー・ポップとパブ・ロックの合同新年会DJでした!
本日(15日)は渋谷TANGLEにて、パワー・ポップとパブ・ロック・チームの合同新年会DJでした。来てくださった方々ありがとうございました!以下私のプレイリストです。*    *    *UTOPIA/I JUST WANT TO TOUCH YOUEDGER WINTER GROUP/RIVER'S RISINGRICK DERRINGER/ROCK'N' ROLL HOOCHIE KOOTHE ...
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2017年1月13日 小尾隆の日誌 本館
サム・クックと冬の歌
大好きなサム・クックの『ハーレム・スクエア・ライブ』を聞いています。自分にとってはマーヴィン・ゲイとダニー・ハサウェイとアリーサ・フランクリンとオーティス・レディングそれぞれのライブ・アルバムと同じくらい恒久の輝きを放っている名盤です。とにかく聴衆とのコール&レスポンスや演奏の臨場感が半端なく凄く、サムのよく伸びるハイトーン・ヴォイスとキング・カーティス楽団との緊密な連携には、本当に感動させられま ...
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2017年1月13日 小尾隆の日誌 本館
1月13日:川上弘美の小説と、ヴァン・モリソンの音楽と
川上弘美さんの連作小説『どこから行っても遠い町』を久しぶりに読み直してみた。まずこの人は文章が上手い。参考になるとかならないとかいった次元ではなく、書かれた活字から登場人物の息遣いがふわりと立ち上がり、日常の何でもない風景や暮らしぶりがくっきり立ち現れる。また掌に収まるかと思ったら、今この瞬間にも零れ落ちてしまうような切なさを秘めている。男女の行き違いが、加齢による喪失と気付きが、大きな時間のなか ...
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2017年1月13日 小尾隆の日誌 本館
そして木下弦二は今日も歌う
小尾さん、メールありがとうございます。今日は昨日の機材の引き取りに隣街珈琲に再度お邪魔しました。店主の平川克美が三波春夫の「チャンチキおけさ」について教えてくれました。三波春夫はシベリア抑留経験があり、絶望した人たちに明るく歌いたい、という意図があったということだそうです。「お客様は神さまです」は「神に向かって歌っている」と言い換えても良いのでは、とも仰言ってました。私は誰でもがそうであるように、 ...
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2017年1月10日 小尾隆の日誌 本館
窮屈な言葉、自由な音楽
ある方がブログで最近のニール・ヤングに関して、ポリティカルな意識は解るけど、かつてあったようなメロディが乏しくて音楽的な魅力は今ひとつと書かれていた。また本当に危機的な状況ならば音楽どころではないのでは?とも。すごく正直な意見だと思った。ロック・ファンというのはとかく”生き様”を至上価値として重視し、ディランやヤングならどんなつまらない作品でも一生付いていきます!的な人たちが多い。またそうした態度 ...
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小尾隆
(オビ タカシ)
音楽著述業/1958年東京都生まれ。1990年から自分の歩調で執筆活動を続けている。代表著作に『Songs-70年代アメリカン・ロックの風景』 (1997年)があり、増補改訂された同書の2007年版が日本図書館協会の推薦図書に指定に。
趣味は大衆文学とウォーキング。ギタリストではデイヴ・メイソンやヘンリー・マカロックなど、”遅弾き”の人がとくに好きです(笑)。
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