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2017年1月7日 小尾隆の日誌 本館
イアン・マクレガンの思い出
デヴィッド・リンドレー&エル・レイオーXが来日したのは1989年の春だった。スタジオ盤ではウィリー'スミッティ”スミスがキーボードを弾いていたが、急遽ツアーに帯同したのは、当時LAでバンプ・バンドを率いていたイアン・マクレガンだった。そのニュースを聞いて嬉しくなった私は東京公演のすべてに駆け付けたのだった。その際読売ホールで撮った写真が、年末の大掃除でふと出てきた。恥ずかしながら、その時のマックとのツーショットを公開しよう。彼はフェイセズが解散してからやっと10数年が経った時期であり、自身のソロ・キャリアに磨きを掛けていた。風貌も若さを留めている。私のことを顧みれば当時まだ30歳になったばかりだった。写っているアルバムはジョニー・ジョンソン初めてのソロ作。このプレゼントをマックはとても喜んでくれた。翌90年3月に行われたロニー・レインとのツアー時にも私はマックと再会し、ハグし合った。何より彼が「オビ!」と声を掛けてくれたのが嬉しかった。あれから長い歳月が経った。膨大な時間の流れを受け止める一方で、まるでつい昨日の出来事だったような錯覚にも陥ってしまう。どちらが本当の実感なのだろうか?それでも彼はもう亡くなってしまった。その事実を受け止めるまでに私はかなりの時間を要した。エル・レイオーXが渋谷クアトロ公演を終えた後、マックは会場に出て来てハイネケンのビールを差し出してくれた。その時に貰った缶は、大切な一品として今も部屋の片隅にそっと置かれている。
 
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小尾隆
(オビ タカシ)
音楽著述業/1958年東京都生まれ。1990年から自分の歩調で執筆活動を続けている。代表著作に『Songs-70年代アメリカン・ロックの風景』 (1997年)があり、増補改訂された同書の2007年版が日本図書館協会の推薦図書に指定に。
趣味は大衆文学とウォーキング。ギタリストではデイヴ・メイソンやヘンリー・マカロックなど、”遅弾き”の人がとくに好きです(笑)。
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