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2016年6月19日 コラム
[コラム] アナログで聴く、デビュー・アゲン…
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大滝詠一『デビュー・アゲン』のアナログ。限定と言うことでかなり早めに予約していたけれど、そこまで焦らなくても大丈夫だった。結構在庫はあるような雰囲気、今のところは。往時のナイアガラを模したリヴァーシブル・ジャケット仕様。最後は自らを引用するという、これも遊び心かな。ディスコグラフィーの内袋とステッカー付属。ハーフ・スピード・カッティングを施したのは、『ビートルズ1』なんかを手がけた、ロンドンはメトロポリス・マスタリングのティム・ヤング。
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気になったのは音だけれど、ふくよかなボーカルの機微が伝わる素晴らしいもの。CDで聴いたときは感じなかった低音の丁寧な歌い回しを表現できていて。現代的というより、ジャケットそのままの、80年代ナイアガラな感じがしたな。っていうか音源そのものが80年代録音中心だからだろうけれど。いずれにしても、デモテープ、という意味合いを超えて、ボーカリストとしてレコーディングしたという、その音源の魅力が表れている。あと、CDを聴いたときに感じた、レコーディングのコンディションや時代のバラツキを余り感じなかった。とはいえ、我が家の現状の再生環境がCDよりもアナログ向けにセッティングされているからそう聴こえるのかもしれないけれど…すみません、無責任ながら、細部まで検証することはせず、素直に楽しむことにする。
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でも、ボーカルが音像の中心にあるせいか、大滝さんのパーソナルな部分がいつになく垣間見えるようで、ちょっと泣けてきてしまう。
 
大滝詠一
DEBUT AGAIN (数量限定アナログ盤)
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大滝詠一
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大滝詠一
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在庫あり 2016年3月21日発売
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いしうらまさゆき
武蔵野発のシンガー・ソングライター、音楽雑文家。1979.10.5 東京生。2005年から1万枚を超えるライブラリーから選び出したレコード&CDレビューを中心としたブログを運営し、レコードコレクターとしてピエール瀧氏の番組 『コミック牙』内のコーナー『DJ TASAKAのレコード供養』などに出演。Records Are Like Lifeを実感するべく、せっせとレコード屋に通う毎日。
 
2011年にエレック・レコードのスタッフを迎えた’70年代フォークのオマージュ盤『蒼い蜜柑』(元ピピ&コット金谷あつしProd)でデビュー。2014年にはラッパーEARVINとの異色共演を含むフォーク・アルバム『語りえぬものについては咆哮しなければならない』(馬下義伸プロデュース)をリリースし、文学的な歌詞の世界と’60〜’70年代を想起させるウェルメイドな楽曲群が数々の音楽誌で高い評価を得た。2015年9月にはバンドスタイルによる4枚目『作りかけのうた』(MASH RECORDS [ウルトラ・ヴァイヴ])をリリース!
 
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